一般撮影 General Radiography

単純X線撮影(レントゲン)・歯科X線撮影(デンタル撮影、パノラマ撮影)

単純X線撮影はレントゲンとの呼ばれ、健康診断の胸部X線撮影が最も身近な検査です。
胸部だけでなく、腹部、頭部、四肢などのX線撮影も行っています。

第1X線室は主に胸部X線撮影、第2・3X線室は主に整形領域の骨部X線撮影を行います。
第4X線室には歯科X線撮影装置があります。

当院の装置はFPD(フラットパネルディテクタ)方式なので、低い被ばく線量で鮮明な画像を撮影することができます。

● 撮影時のお願い ●

撮影する際、義歯、髪どめ、アクセサリーなどは外していただきます。
また、洋服や下着に金属、ボタンなどついている場合は着替えていただくことがあります。
撮影する部位によって異なりますので、義歯の指示に従っていただきますようご協力をお願いします。

第1X線室

歯科X線撮影装置

第4X線室には歯科X線撮影装置があります。
2019年に装置が更新され、Veraviewepocs X700 + 3D が導入されました。
オルソパノラマ、セファロ(頭部規格撮影)の他、歯科用CT撮影が新たに行えるようになりました。
従来歯科用CTは、CT装置のみでの検査でしたが、歯科用装置でも簡便にCT撮影を行えるようになりました。

頭部の周囲をX線管球が回転し、歯・顎領域を1枚の画像として写すパノラマ撮影(左)
口腔内にフィルムを入れて、選択的に精密な画像を写すデンタル撮影(右)

回診X線撮影(ポータブルX線撮影)

X線室まで移動が困難な患者様の撮影に使用します。
当院の装置はFPD(フラットパネルディテクタ)方式なので、低い被ばく線量で鮮明な画像を撮影することができ、その場で画像を確認することができます。

回診X線撮影装置

骨塩定量検査

骨に含まれるカルシウムなど、ミネラル成分の量を、腰椎正面・大腿骨頸部で測定する検査で、骨粗しょう症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。
本装置はDXA法と呼ばれる「2種類のエネルギーX線吸収測定法」を用いて測定しています。

骨密度測定装置

X線TV透視検査

単純X線撮影のような静止画像ではなく、動画像としてリアルタイムで身体内部の状況を観察(透視)できる装置です。
造影剤というX線に写る薬剤を血管内や臓器に注入し、これらが造影される様子を透視しながら撮影することもできます。
整形領域では脱臼した関節を透視下で修復することもあります。

当院の装置はFDG(フラットパネルディテクタ)方式なので、低い被ばく線量で歪みのない鮮明な画像を透視・撮影することができます。

X線TV装置

バリウム検査